大瀬良5勝目 ヤクルト相手に11連勝 秘けつは「ないですけど…」

7回、ヤクルト・奥村展征の打球を処理した広島・田中広輔に向かい手を叩く広島・大瀬良大地=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト3-5広島」(29日、神宮球場)

 広島の大瀬良大地投手が粘りの投球でチームの逆転を呼び込みハーラートップタイの5勝目。ヤクルト戦はデビューから11連勝となった。

 一回に4番鈴木が15号弾を放ち2点の援護をもらいながら、直後に村上に逆転の14号3ランを被弾。しかし打線が五回に一挙3点を奪い逆転に成功した。

 大瀬良は初回の被弾を振り返り「どうしようかと思いましたが、割り切らせてもらって、援護を待とうと。そういう気持ちで投げました」と切り替えたことを明かした。

 二回以降は打者一人一人に集中。持ち前の制球力と打たせて取る投球でヤクルト打線の反撃を断ち切った。「調子は良くなかったですが、会沢さんがうまくリードしてくれました」と無四球投球を振り返った。

 これで自身のヤクルト戦勝利はデビューから11連勝に。強さの秘けつを尋ねられると「ないですけど…」と苦笑。「たくさん打たれた試合でも味方が打って逆転してもらったり、チーム一丸です」と打線に感謝した。

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