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広輔、お待たせ今季1号!20打席ぶり安打 天敵DeNA・今永撃ち!

 「広島2-6DeNA」(10日・マツダスタジアム)

 天敵にまた屈した。だが、光もあった。広島・田中広輔内野手(29)が五回、右越えに1号2ランを放ち、連続打席無安打を19、対今永の連続イニング無得点を20で止めた。チームは敗れて再び借金生活転落となったが、背番号2のバットがここから息を吹き返す。

 待望のアーチが、マツダスタジアムの夜空に舞った。田中広が1号2ラン。開幕戦で勝利して以来の貯金を懸けた4度目の挑戦には失敗したが、不振にあえいできた背番号2にとっては復調のきっかけとなる一打だ。

 「何とか食らいついていきました。打てて良かったです」

 0-6の五回1死一塁。カウント1-1から今永の137キロスライダーを拾うと、打球は右翼スタンドへ包み込まれた。今季36試合目、153打席目でのアーチは、4日・巨人戦以来20打席ぶりの安打だった。

 久々の「H」ランプだったが、今季は20打席以上連続無安打を早くも3度も経験。5月1日・阪神戦からは8番での出場が続いている。無安打の期間、打席ではノーステップのフォームや始動を早めるなど、試行錯誤の日々を続けた。背番号2が打席に立つたび、大歓声が降り注ぐ。誰もが、完全復活を待っている。

 首脳陣も期待を込める。緒方監督は「久しぶりの感触だったんじゃないかな。何かひとつきっかけになってくれれば。練習でも、少しずつ調子が戻って来ているのが見える」と話した。迎打撃コーチも「今までは捉えられていなかったと思う。1打席目に『初球(外角低めのスライダー)の見逃し方に違う感じがありました』と言っていた次の打席。いいこと」とうなずいた。

 田中広の一発で、今季3度目の対戦となった今永相手の連続イニング無得点を20で止めた。だが、チームとして手玉に取られたのも事実で「右打者の狙い球が思い通りにいかなかった」と迎コーチ。次回へ向けて、打開策を講じていく。

 マツダスタジアムの連勝も8でストップしたが、ここからまた浮上への道を切り開いていく。田中広は「積み重ねてやっていきます」と短い言葉に力を込めた。この一本を、明日へとつなげる。

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