ドラ2・島内 セットアッパー定着だ 大瀬良と夢リレー 勝利の方程式入りへ意欲

 広島のドラフト2位・島内颯太郎投手(22)=九州共立大=が26日、マツダスタジアムで行われたナイター練習に参加。セットアッパー定着を誓った。実戦は紅白戦を含めて10試合連続無失点。計11回2/3を無失点に抑えてきた鯉のミスターゼロは、大学の先輩・大瀬良との“九州共立大リレー”の実現へ意欲を燃やした。

 底冷えとなったグラウンドで、鯉のミスターゼロは爽やかな汗を飛ばした。キャッチボールを終えると、屋内ブルペンへ。直球、スライダーを中心に47球を投げ「シーズンはどんな雰囲気か分からない。動揺しないようにオープン戦の結果を自信にしたい」と3日後に迫ったシーズン開幕を心待ちにした。

 鯉の滝登りのように、キャンプから評価を上げてきた。紅白戦を含めた実戦は10試合連続無失点。オープン戦終盤はリードした展開でも起用され、首脳陣のハートをつかんだ。佐々岡投手コーチからは一岡、レグナルトと共に「勝ちの六回、七回の候補になる。あれだけの結果を残したわけだから。いろんなことが考えられる」とセットアッパー抜てきまで示唆された。

 島内も実力でその座をつかむ意気込みだ。「そういうところで投げさせてもらえるようなピッチャーになりたい」と目標を掲げる。巨人との開幕3連戦では、坂本勇、岡本、ゲレーロら、展開次第では右の強打者への投入もありそうだ。

 大学の先輩へ恩返しの思いも強い。大瀬良はキャンプからキャッチボール相手となり、助言を送ってくれた。「シーズンを1年間、投げ抜いて変わったところを見せたい。エースの後を投げられるように」。オープン戦で実現した“九州共立大リレー”は大きなモチベーション。「自分のせいで(白星が)負けに変わらないようにしたいです」と笑った。

 当初は先発にこだわりを持っていたが、今季は中継ぎで勝負すると心に決めた。登板前の球数もキャンプ序盤の30球から、今では10~15球に減少。「次の日の疲労が違う。中継ぎで1年間投げるためには大事なこと」と体も中継ぎ仕様になった。

 目標の登板数は「新人がどれだけ投げるか分からないですけど、去年のアドゥワ(53試合)より投げたいですね」とにっこり。最速154キロ右腕の可能性は無限大だ。ホールドを積み重ね、新人王の座をグッと近づける。

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