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安部、故郷に錦2発 ソロ弾&満弾!9番起用で見せつけた半端ないパンチ力

 8回、満塁本塁打を放ち、広瀬コーチ(左)とタッチを交わす安部(撮影・堀内翔)
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 「日本シリーズ・第3戦、ソフトバンク9-8広島」(30日、ヤフオクドーム)

 地元がい旋を勝利で飾ることはできなかった。それでも、広島・安部友裕内野手(29)はバットで大きな存在感を示してみせた。日本シリーズ出場8試合目で、初本塁打に満塁弾。9番起用で見せつけた、半端ないパンチ力は、ソフトバンクに脅威となりえるものだ。

 「チャンスだったので何とかしたいと思って必死にくらいついていきました。最高の結果になった」

 鈴木の2打席連発で4-9となった八回1死満塁だ。逃げ切りを図るため、この回からマウンドに上がった加治屋のカーブに合わせた。内角低めの難しい球。膝を折りながらもはじき返した打球は右翼席へ飛び込んだ。「シーズンと同じように誰も諦めている選手はいない」。日本シリーズ史上20人目、広島では1984年長嶋以来、3人目の満塁本塁打は、完璧な一撃。一塁を回るとヤフオクドームに右拳を突き上げた。

 五回1死にはミランダから同じく右中間へソロを放った。四回に九里が2失点した直後の攻撃。一方的になっていたかもしれない流れを食い止めた。

 パ・リーグの本拠地ではDH制が採用される。上位打線へのつなぎ役の仕事も担っているだけに、三回無死一、二塁で決めた送りバントも価値がある。大技、小技を披露した地元での一戦だ。

 福岡県北九州市生まれ。小学6年だった01年8月13日に北九州市民球場で行われたダイエー-西武戦では始球式を務めた。「捕手が城島さんで、打者が松井稼頭央さんだった。高めに行ってしまったけどストライクゾーンに投げられたのは覚えていますね」。地元で戦える日本シリーズは特別だ。

 第2戦まで計8打数1安打だった。この試合は3打数2安打5打点と大暴れ。「点差が開いても諦めないのは相手にとっても嫌なはず。あしたに向けてしっかりと準備をしたい」。前を向いてバスへと乗り込んだ。

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