“鷹キラー”バティスタ1軍参上!日本Sメンバー入りアピールだ

 広島のサビエル・バティスタ外野手(26)が21日、1軍に合流し、日本シリーズでの爆発を誓った。頂上決戦の相手は、バティスタが今季交流戦で対戦打率・429をマークしたソフトバンクに決定。CSメンバー漏れしたドミニカンが“鷹キラー”として巻き返しに燃えている。

 頼もしい鷹キラーが1軍に合流した。日本シリーズの相手はソフトバンクに決定。20日に宮崎から戻ったバティスタは「もちろん日本シリーズでは活躍したいし、勝ちたい。打撃の面でチームを助けたい」と力を込めた。

 今季の交流戦で鷹投手陣を打ち砕いた。2試合の出場で7打数3安打3打点で打率・429。5連敗で迎えた6月17日の試合では、先発・中田からバックスクリーン右へ3ランを突き刺し、13得点の猛攻撃を呼び込んだ。

 今季25本塁打を記録しながらCSファイナルSではまさかのメンバー漏れ。野手の外国人枠をメヒアに譲り、みやざきフェニックス・リーグで調整を続けてきた。「悔しさとかはなかった。自分でコントロールできることではないので」。気持ちを切り替え、巻き返しの時を待っていた。

 16年の日本シリーズでは、エルドレッドがシリーズ記録の3試合連続本塁打をマークした。ドミニカンにも一発の期待が高まるが「ホームランは狙ってない。自分の打撃を見せたい」とサラリと受け流した。

 日本シリーズまでに計2度のシート打撃が実施され、アピールが求められる。成長株メヒアか、それともバティスタか。「状態次第」と東出打撃コーチ。パワー自慢の助っ人が激しいサバイバルに身を投じる。

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