広島打線、ガルシアに沈黙 七回終え無安打無得点 過去は04年に阪神・井川が偉業達成
「中日-広島」(18日、ナゴヤドーム)
広島打線が七回を終えてノーヒットと苦戦している。後半戦初登板となった中日の先発・ガルシアの前に初回、2四球1失策の走者は出したが、以降三者凡退を繰り返し、1本の安打も打てていない。
球宴にも出場した左腕に対して、初回2死から四球、投失、四球で満塁の先制機をつくったが、野間が一ゴロに倒れて無得点。二回以降は七回まで三者凡退に抑え込まれている。
先発した広島・岡田も負けじと、六回まで3安打無失点と踏ん張ったが、七回に松井雅、ガルシアに連続適時打を許して降板。この回4点を先制された。
広島は最近では2004年10月4日・阪神戦で井川慶に、9回目のノーヒットノーランを喫している。
ガルシアは前半戦で9勝4敗、防御率2・45の成績を残し、監督推薦で球宴にも初出場した。
ノーヒットノーランは過去89回達成され、最近では2014年5月2日、岸孝之(西武)がロッテ戦で達成。セ・リーグ投手では2013年6月28日、山井大介(中日)がDeNA戦で達成している。