丸2発 絶好調!交流戦明け9戦7発「2本目は特にいいスイング」

 「DeNA1-15広島」(1日、横浜スタジアム)

 横浜の澄み切った空に、きれいな放物線を描いた。通算1000安打達成から一夜明けて、広島・丸佳浩外野手(29)が今季3度目の1試合2本塁打。今季最多19安打15得点の猛攻を呼び込み、「いいスイングができた。1本目は風に助けられたけど、2本目は特にいいスイングができた。自分の中で、しっかり準備できている」と納得顔で振り返った。

 1発目は5点リードの四回、平田のシュートを逆方向へ。打球は強い風に乗って、左翼ポール際に着弾。丸自身も「ファウルになると思ったけど、いい風に乗ってくれた」と驚く14号ソロだった。

 2発目は七回に生まれた。2死二、三塁から今度も左翼席へガツン。豪快な15号3ランでトドメを刺した。交流戦明け9試合で7本塁打。頼もしい3番に緒方監督は「逆方向に素晴らしい打球を飛ばしている。続けてほしいね」とニンマリだ。

 リーグトップの得点力を誇る打線は大量リードの展開でも、攻撃の手を緩めなかった。三、七回に打者一巡の攻撃を仕掛け、今季8度目の2桁得点。丸は言う。「今までの経験上、これでいいということはないと全員が思っている。点差が開いたときこそ、次の1点、次の1点とみんなベンチで言っている」。1、2戦目は手痛い逆転負けを喫したが、3戦目で強烈なしっぺ返し。爽快な気分で広島に帰った。

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