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高橋昂 待望のプロ初勝利 6回3安打2失点! 巨人3連倒で今季初6連勝

 緒方監督(右)からプロ初勝利を祝福され、笑顔の高橋昂(撮影・飯室逸平)
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 「広島4-2巨人」(28日、マツダスタジアム)

 新星が光り輝いた。高卒2年目左腕の広島・高橋昂也投手(19)が6回3安打2失点で待望のプロ初勝利を挙げた。3度目の登板で初回に先制点を与えたものの、巨人打線を抑え込んだ。チームは今季初の6連勝で、貯金を12へと積み上げた。左腕の記念星とともに、さらに波に乗っていく。

 ベンチから勝利を見届けると、高橋昂は頬を緩ませナインとハイタッチを交わした。プロ3度目の登板で手にした初勝利。お立ち台に上がると、初めて目にした景色に白い歯をこぼし、「最高です!とても興奮してます」と声を張り上げた。

 1軍では初めて上がった本拠地のマウンド。巨人打線の前に仁王立ちした。初回1死三塁から内野ゴロの間に先制点を失ったが、焦らず投球を展開。最速146キロの直球にスライダーやフォークもさえ、「三回ぐらいから自分の調子が出てきて、テンポが良くなった」。三回は坂本勇、陽岱鋼、マギーを圧巻の3者連続空振り三振。6回3安打2失点にまとめた91球だった。

 心と体の礎を作ったのは花咲徳栄時代だ。3年春のセンバツで秀岳館相手に6回6失点で敗戦。それから岩井隆監督に「下半身を作れ」と厳命され、家から学校の往復約18キロを毎日走り込んだ。「それでメンタルも強くなったんじゃないかな」と同監督も振り返る。この日も左腕は「チームも調子がいいので楽な気持ちで投げられた」と物おじしない精神力で投げ切った。

 高校3年春には転機もあった。「(父母)両方の祖父が警察官で、小さい時からかっこいいなと思っていたんです」。進路相談では、ドラフト上位指名でなければ、大学進学から警察官へ進むルートも視野に入れていると吐露。そんな揺れる17歳は、岩井監督から「プロを目指すからうまくなれるんじゃないのか」とカツを入れられていた。

 「1週間ぐらい(監督に)『すみません』と謝り続けてましたね」と今では笑顔で振り返ることができる2年前の出来事。その夏の甲子園では西武・今井らとともにBIG4と呼ばれる活躍。球界屈指の右腕・菅野に投げ勝つまで上り詰めた。

 緒方監督は「3回目で今日が一番良かった。球に力があった。十分」と称賛。次回登板についても「もちろん」と言い切った。「結果を出して、しっかりローテを回れるようになりたい」と背番号34。プロ初安打の“オマケ”も飛び出した記念すべき一日。プロでの大きな一歩を踏み出した。

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