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坂倉、今季初安打!タイムリー 若ゴイ躍動「ここからどんどん打てるように」

8回、田中の適時打で三塁を蹴り、本塁へ向かう坂倉(撮影・吉澤敬太)
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 「中日5-2広島」(16日、ナゴヤドーム)

 2年目の広島・坂倉将吾捕手(19)が敗戦の中、輝きを放った。八回に代打で登場し、右中間へ会心の一撃。今季初安打となった二塁打は適時打となり、今季初打点をマークした。チームは中日に連敗を喫し、2005年以来、13年ぶりとなるナゴヤドーム開幕5戦5敗。この“鬼門”を打破するには、若鯉の力が必要だ。

 ナゴヤドームに敵軍の勝ちどきが高らかに響き渡った。またしても鬼門突破はお預け。広島が2005年以来13年ぶりとなるナゴヤドーム開幕5戦5敗。試合後、緒方監督は敗戦を受け止め、いつものように前を向いた。

 「(柳に)いい投球をされた。鬼門?君たちはそう書けばいい。常々言っているけど、1試合1試合しっかり戦っていくだけ」

 自慢の打線が中日の先発・柳の前に沈黙した。140キロ前後の直球、スライダー、チェンジアップのコンビネーションに苦戦。迎打撃コーチは「スライダーの曲がりが遅く、直球の軌道に見える。次回は対策を考えないといけない」。五回まで毎回9三振を喫し、走者を出しても、併殺で好機拡大を阻まれた。

 そんな難敵に期待の若武者が一矢報いた。5点を追う八回。1死から代打・庄司が四球をもぎ取ると、続く代打・坂倉がチェンジアップを強振。鮮やかに捉えた打球は右中間を真っ二つに割り、今季初安打初打点を記録した。

 「何とか必死にいきました。打席が少ない?難しさはありますけど、それが自分の持ち場だと思っています」

 試合後の引き締まった顔つきには覚悟が詰まっていた。今季は春季キャンプから脚光を浴び、左の代打として期待された。ところが開幕直前に無念の2軍降格。「悔しかったけど、実力だと思ってやるしかない」。現実を受け止め、2軍で汗と泥にまみれた。5月1日に今季2度目の1軍昇格を果たすと、前日15日はナゴヤ球場での2軍戦に出場してからチームに合流。朝から晩まで野球漬けの日々を送り、待望の「H」ランプをともした。

 「ここからどんどん打てるようにしていきたい。戦力になれるように頑張りたいです」

 連敗こそ喫したが、坂倉、田中の連続適時打で完封負けは阻止。柳をマウンドから降ろし、東出打撃コーチは「ゼロで終わらなかったことは明日につながる」とうなずいた。2位巨人が2・5ゲーム差に迫り、もう負けられない。苦い記憶を消し去って、地元広島に帰りたい。

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