緒方監督 プロ初完封逃した岡田に「最後のアウトを奪う難しさを経験」

 「広島1-1DeNA」(9日、マツダスタジアム)

 広島の岡田明丈投手が九回に同点打を浴び、プロ初完封を逃した。

 1-0の九回だ。2死からロペス、宮崎に左前打を打たれ一、二塁。続く倉本に甘くなった直球を中前へはじき返された。嶺井を打席に迎える前、緒方監督はベンチを立ち、守護神・中崎へリレーした。

 降板後、岡田はベンチに帽子を投げつけて悔しさをあらわにした。それでも粘りの投球で試合をつくり8回2/39安打10奪三振1失点だった。

 緒方監督は「良かったね。(九回は)三振ゲッツーを取って、流れがこっちに来たかと思ったけど。勝ちきる難しさ、最後1つのアウトを奪う難しさを経験したと思う。良い投球が続いているだけに、次も頑張ってほしい」と話した。

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