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鈴木、今季1号は劇的な満塁アーチ 衣笠氏の追悼試合で

3回広島1死満塁、阪神・小野泰己(手前)から左越えに満塁弾を放つ広島・鈴木誠也=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島-阪神」(28日、マツダスタジアム)

 広島・鈴木誠也外野手が、今季1号となる逆転の満塁アーチを放った。

 2点を追う三回、1死満塁。カウント2-2からの6球目、小野の高めカーブを捉え、打球は左翼スタンドに着弾した。

 「追い込まれていたので最低限の仕事をしようと思って、外野フライでもいいという気持ちでいきました。最高の結果になって良かったです」

 4月上旬から下半身の張りで戦線離脱もあった中での、今季24打席目。待望の一発は球場のボルテージを最高潮に高める値千金弾となった。

 この日、広島は23日に上行結腸がんのため死去した球団OBの衣笠祥雄氏を悼み、試合前に黙とう。この3連戦は追悼試合とし、両軍の監督、コーチ、選手らは喪章を着用して臨んだ。

 鈴木は衣笠氏が亡くなったことが明らかになった24日、以前に同氏から「レギュラーで出る以上、とにかく休まず、チームのため、ファンのため、試合に出ないといけない」と言われたことを明かしていた。そして、「そういう言葉を頂いて、今の自分の状況とか、この前2軍に落ちたのは悔しかった。その言葉は僕の野球人生で一生消えることはないと思います。偉大な先輩に少しでも近づけるようにやっていきたい」と決意を述べた。

 天国の衣笠氏の教えの通り、グラウンドでファンを魅了する復活の一撃を放った。

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