塹江 プロアマ交流戦でリベンジだ!開幕1軍へ…昨年は大量失点&即降格

 広島の塹江敦哉投手(21)が5日、休日返上でマツダスタジアムで練習し、必死の思いで7日の社会人オール広島とのプロアマ交流戦に臨むと意気込んだ。昨年は同戦で打ち込まれ、2軍降格を告げられた。開幕1軍メンバーに名を連ねるためにも、内容と結果を残す。

 苦い記憶を振り払う。塹江が7日の登板へ向けて静かに闘志を燃やしている。1軍に生き残るためには内容、結果が必要だ。「自分の立場はチャンスが少ない。1試合1試合、高い集中力を持って投げる」と力を込めた。

 昨年も社会人オール広島とのプロアマ交流戦に登板した。2番手としてマウンドに上がり、3回4安打5失点。不安定な制球を露呈し、つるべ打ちにあった。試合後に2軍降格を告げられ、開幕1軍が事実上、消滅した。

 今年は技術面もさることながら、メンタル面での変化を自覚する。春季キャンプ最後のシート打撃登板となった2月26日は、打者6人に投げて無安打。ボールが先行した不利な場面でも、ストライクを欲しがらなかった。

 「去年の自分なら球を置きにいって打たれていた。今年は平常心で、同じフォームで投げられている。周りの見方を変えられる投球になったと思う」。今は苦しくても、そこから立て直す強いハートがある。

 春季キャンプでは藤井皓、アドゥワら後輩がアピールに成功しており、開幕1軍争いはし烈を極める。「調子は上がってきている。内容だけではダメ。結果も出していかないといけない」。昨年のリベンジを果たし、首脳陣に存在感をアピールする。

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