カープ塹江、異例の連投で3人斬り まだ2月なのに…生き残り猛アピール

 「練習試合、広島7-0KIA」(22日、コザしんきんスタジアム)

 広島・塹江敦哉投手(21)が22日、2月では異例とも言える実戦で連投に挑み、1イニングを3人でピシャリと封じた。前日21日に誕生日を迎えたばかりの4年目の左腕が猛アピールだ。

 「昨日(21日)投げた時点でチャンスだと思った。連投は関係ない。力み過ぎたことでボール先行になり、不安にさせてしまった。もっと高い精度のボールを投げないといけない」

 21日のロッテとの練習試合(コザ)は登板予定がなかったが、中村祐の負傷降板を受けて緊急登板。2回2/3を無安打無失点に封じ、評価を上げた。

 この日の出番は九回だった。先頭に対して3ボールとしたが、フルカウントから最後は外角直球で見逃し三振。次打者を一ゴロに打ち取ると、最後の打者には149キロの直球で三ゴロに抑えた。

 日南キャンプの実戦ではピリッとしなかったが、沖縄キャンプに来てから腕が振れてきた。自己最速は154キロ。「沖縄に呼んでもらったのは、スピードボールが大きな部分を占めていると思う」。昨季は低迷したことで自身の持ち味を再確認した。

 連投もイニングまたぎも辞さない。「今がチャンス」と畝投手コーチも背中を押す。課題をクリアして、1軍生き残りを狙う。

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