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鈴木「壁」破る 球団史上初の3連覇&34年ぶり日本一&真の四番へ

 広島の鈴木誠也外野手(23)が新年の誓いを立てた。昨季はシーズン序盤から4番に座ったが、8月に右足首の骨折で途中離脱。チームは連覇を成し遂げたが、個人的には悔いの残る1年となった。プロ6年目の今季は全試合出場を目標に掲げ、テーマを漢字一文字で「壁」と表した。4番の重圧、主力選手としての責任感…。目の前に立ちはだかる数々の壁を乗り越えながら、チームを球団史上初の3連覇、34年ぶりの日本一へ導く。

 6年目のシーズンを迎える鈴木は強い決意を語った。主砲としてチームを支えなければならない自覚は十分。球団史上初のリーグ3連覇、日本一へ若武者が原動力となる。

 「まずケガをしない。ケガをしたらゼロになるので、しないで1年間やってみたい。全試合出場というのは一つの目標。最終的にシーズンが終わった時に、全試合に出てたんだなって感じで終われればベストですね」

 昨季は学びの多い1年だった。序盤から4番を任された。8月に途中離脱したが、115試合に出場して打率・300、26本塁打、90打点をマーク。リーグ連覇に貢献し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞も獲得した。

 だが、本人の中では納得できるものはなかったという。「去年は褒めるところが一つもないし、満足のいくシーズンではなかった。まだまだ甘かった。去年の僕は、あれが精一杯の数字だった」

 思い描いた通りにいかなかった結果に悔しさを募らせたが、いつまでも悔やんでいても前には進めない。ここからが勝負どころ。無駄にはしない。経験したことを糧に今シーズンへつなげていく。

 さらなる成長を目指す今年の漢字に挙げたのは「壁」。「壁にぶつかってフェンスに足を挟まないようにしたい」と冗談交じりに話したが、その漢字には今季に懸ける思いが込められている。「野球で壁にぶつかってもいい。それを越えることができればより成長できるから」。目の前に立ちはだかる数々の困難を前向きな姿勢で乗り越えていく。

 5年間過ごした寮生活を卒業し、今年から1人暮らしも始める。「食事が大変。お米は炊くことができます」と苦笑いするが、それも自身が成長するための一歩と位置づける。野球選手にとって体は資本。食生活も人任せにするのではなく、自ら気を配っていくことが自立につながる。

 真価の問われる6年目。戌(いぬ)年生まれの年男が4番に座り、“常勝軍団”へまい進するチームをけん引する。

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