カープ若手よ、秋季Cで突き上げよ 来春1軍Cメンバー選考サバイバル

 広島は7日から宮崎県日南市の天福球場で秋季キャンプを行う。6日は緒方孝市監督(48)、首脳陣、選手ら48人が日南市のチーム宿舎に入った。今秋のテーマは、控え層の戦力充実。紅白戦など実戦の予定はなく、個人練習を反復してレベルアップを図る。来春キャンプメンバー選考も兼ねている2週間。若鯉サバイバルが幕を開ける。

 リーグ3連覇と34年ぶりの日本一を目指したチームの土台づくりが始まる。30代の選手は、松山ただ1人。若手が大半の今キャンプでは、控え層の戦力拡充が大きなテーマだ。15日間に及ぶ鍛錬の秋。打撃部門の筆頭となった東出打撃コーチは力を込め、言葉をつむいだ。

 「普段はなかなか見ることができない選手を監督が見られるようにしたい。控えメンバーの若返りも考えている。堂林、美間、メヒア、坂倉…。そこら辺りの選手が出てきてくれれば、前に進める」

 CSファイナルSを戦ったため、昨年に続きキャンプ期間は短い。紅白戦などの実戦は予定されておらず、1クールに一度、シート打撃が行われるだけだ。さらに、昨秋のような早出練習前の8時から行う“スーパー早出”もない。それでもさまざまなアイデアを出して若手のレベルアップを図っていく。

 その一つが、フリー打撃で選手自らが打撃投手を務めるというプラン。既存の打撃投手の球筋や球種は見慣れており、イメージがしやすい。だが、選手が投げるとなれば初対戦だ。迎打撃コーチは「選球眼を養い、対応力の練習にもなる。どんな投手が来ても受け身にならず打ちにいけることが大事」と狙いを説明した。

 今季の教訓を生かす。レギュラーシーズン終盤で鈴木と安部が故障で離脱。代わりに入った松山や西川はシーズンでは大活躍したもののCSでは力を発揮できなかった。「もう一つ、下の選手が突き上げてくれれば戦力はもっと厚くなる」と迎コーチ。新戦力の台頭を願った。

 今秋は昨年よりも、昼食の時間を約15分延ばして約1時間とる。スーパー早出がない代わりに、夜間練習の時間が長くなる日もあるという。東出コーチは「よく食べ、トレーニングして、たくさん振る。その3つをしっかりとやる」と言った。ドラフト会議では即戦力野手の補強がなかった。現有戦力の力を信じて、来季の頂を目指す。

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