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広島今季初連敗…響いた守護神不在 因縁の審判が球審…異様な空気の中で最初の試練

 8回、選手交代を告げる緒方監督(左)。手前は三振に倒れた松山(撮影・吉澤敬太)
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 「広島3-5DeNA」(20日、マツダスタジアム)

 広島が今季初の連敗で2カード連続負け越しを喫した。3点を追う七回に安部、代打・小窪の適時打で一時は同点としたが、あと一歩及ばず。延長十回、今季初のイニングまたぎで登板した今村が、梶谷に勝ち越し打を許した。21日からロードに出てヤクルト3連戦。緒方孝市監督(48)は「初戦を取って、連敗を止める」と力強く宣言した。

 スタジアムが悲鳴に包まれた。3-3で同点の延長十回。快音を残した梶谷の打球が中前の芝生で弾んだ。守護神不在の影響か…。今季初のイニングまたぎで登板した3番手の今村が打たれ、今季18試合目で初の連敗を喫した。

 「接戦を落とした。痛いわね。1イニング目の入りは良かったんだけど、2イニング目の四球がもったいなかった。相手が送れなかったところで…、1番、2番を歩かせて失点につながった」

 試合後、緒方監督は表情を変えず、淡々と振り返った。今村が突然崩れた。先頭の戸柱に中前打を許しながら、代打・乙坂はバント失敗。試合の流れを引き戻したように見えたが1番・桑原、途中出場の石川にまさかの連続四球。1死満塁とされ、梶谷に決勝打を浴びた。

 連敗阻止へ3点ビハインドを背負った打線は執念を示していた。七回、それまで無得点に封じられていた井納を捉え、安部が右前へ適時打。「内野手が後ろに下がっていたので、とにかく強い打球を打とうと意識していました」。続く代打・新井は倒れたが、大瀬良の代打・小窪が一、二塁間を破り、ついに追いついた。「同点になって良かったです!」。試合中の広報コメントには逆転への機運が詰まっていたが…。

 先発の大瀬良が七回まで投げ、八回はジャクソンが3人で料理。「3点差をひっくり返すには4点必要。反撃して、追いついて追い越すのはキツイからね」と指揮官。延長戦に持ち込んだものの、あと一歩及ばなかった。

 前夜の嫌な流れを振り払おうとチーム一丸で戦った。前日19日は一塁のアウト、セーフの微妙な判定が立て続けに起こり、緒方監督が猛抗議。山路一塁塁審に暴言を吐いたとして退場処分を受けた。その山路塁審がこの日は球審。一夜明けてもスタンドから激しいヤジが飛ぶなど、異様な空気に包まれていた。

 「6連戦が続いて、きついし、選手は本当にしんどいと思う。踏ん張りどころ。初戦を取って、連敗を止められるように、頑張って戦っていきたい」。21日からの敵地でのヤクルト3連戦に向けて、最後は前向きな言葉で締めくくった。まずは連敗を食い止める。

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