広島 七回に鈴木が16号3ラン、新井が適時打でお膳立て

7回広島1死一・二塁、右中間に3ランを放つ広島・鈴木誠也=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島10-3阪神」(9日、マツダスタジアム)

 広島は七回、新井貴浩内野手(39)の左前適時打、鈴木誠也外野手(21)の右越え16号3ランで、リードを6点に広げた。

 先頭の菊池が中前打で出塁。丸が四球で続くと、1死を挟んで打席に新井が立った。1ストライクから2球目、真ん中の134キロを左前に運ぶ。二走菊池が一気に生還した。ベテランの一振りで流れを引き戻すと、続く鈴木が2ボールから3球目。外角のシュートを逆らわずに右に運ぶと、打球は右翼フェンスをぎりぎり越えた。

 7月29日のDeNA戦以来、9試合ぶりの一発。エルドレッドに並び、チーム最多タイの16号本塁打となった。この回、ダメ押しの4点を奪った。

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