岡田気合!後半戦もローテ守ります 福井&大瀬良合流で競争激化

 広島のドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=が16日、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加した。ダッシュやキャッチボールなどで調整した右腕は、後半戦も先発ローテの一角を守り抜く決意を口にした。

 気合十分だ。岡田がマツダスタジアムで行われた全体練習に参加。ダッシュやキャッチボール、投内連係などでみっちりと汗を流し、来たるべき後半戦に備えた。

 前半戦は11試合に登板して2勝3敗、防御率3・03と上々の投球を披露した。「今まで以上に1試合、1試合いい内容を残し、ローテーションを任されるような活躍をしたい」。後半戦でも先発ローテの一角を守り抜く決意を口にした。

 15日の全体練習に福井、大瀬良が合流。ローテ争いは激しさが増す。畝投手コーチは「自分の投球をしてくれたらいい。真っすぐはいいものがあるので、後半戦はカーブなど変化球を磨き直さないといけない」と活躍に期待を寄せつつ、課題の克服を求めた。

 前回登板の9日・阪神戦(マツダ)は力強い直球で押し込み、2勝目を挙げたが、変化球の制球に苦しんだ。「投球の幅を広げるためにも、変化球の精度を上げないといけない」。本人も改善すべきポイントは自覚している。

 この日は、新外国人のデラバーとキャッチボール。「フォーシームの握りを教えてもらいました。自分の握りと逆だった。回転がよくブレもない。取り入れてみようかなと思います」。どん欲な姿勢を見せる岡田が、これまで以上の輝きを放つ。

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