カープ5併殺…神ってるハズの打線が 空回ってる?新井右飛で一走ルナ戻れず

 「中日4-1広島」(6日、石川県立野球場)

 金沢の夜空に鯉党のため息が響いた。黒田の日米通算200勝が懸かった一戦で、広島攻撃陣が空回り。走者を出しても、ことごとくつながらない。中日投手陣の前に5併殺。奪った得点もわずか1点に終わった。

 初回無死一塁、エンドランの場面で菊池が二直。二回無死一塁では新井が投ゴロ併殺打。痛かったのは0-1の六回だ。ルナの左前適時打で同点とし、なおも無死一、二塁。新井の右飛に一塁を飛び出していたルナが戻りきれず併殺を喫した。

 3連続長短打で1-1。今季、数々の逆転劇を演じ、反撃ムードが高まった直後のプレーだった。ドミニカンは「(ライナー性の打球で、ヒットになったときに)二塁でアウトにならないために出ていた。ちょっと難しい判断だった」と唇をかみしめた。

 右腕に200勝目をプレゼントしようと、チーム一丸でグラウンドに立った。新井は「黒田さんが頑張っていたので悔しい」と言った。これで終わりではない。快挙達成をアシストするチャンスは残されている。

 黒田の次回登板予定は13日、マツダスタジアムでの巨人戦。「攻撃、守備でいろいろとミスが出た。これを反省してやっていく」と緒方監督。本拠地で、この日の屈辱を晴らす。

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