ルナ抹消…痛めた右太もも裏回復せず
広島のエクトル・ルナ内野手(36)が17日、出場選手登録を抹消された。16日・巨人戦(東京ドーム)の三回、走塁中に右太もも裏を痛めて途中交代。都内の病院に直行して、アイシングなどで回復を待ったが、症状に改善は見られなかった。
松原チーフトレーナーは「近日中の試合に出場して強度の走塁をするのは、リスクがあると判断した」と説明。この日は広島に戻って静養し、週明けにもチームドクターの診断を受ける。「復帰までどれくらいかかるか判断したい」と続けた。
ルナは開幕から全試合に4番で出場し、打率・286、11打点。この日も1点差負けで、結果的に4番不在が響いた。緒方監督は「そんなに大きなものではない」と軽傷を強調。最短での復帰を計算に入れながら「こういう時に備えて準備はしている」と続けた。プライディの昇格を含め、戦力整備を進める。