中崎5S 寒さに負けず“半袖”奮投
「広島3-1中日」(12日、呉市二河野球場)
半袖姿の広島・中崎が躍動した。寒さをものともせず、2点のリードを守り抜いた。「一人一人を抑えていくことだけを考えていた」。自らもリーグ単独トップの5セーブ目をマーク。安定感ある投球が、何より頼もしく映った。
野村、ジャクソンとつないだ勝利のバトン。3-1の九回に出番が来た。ビシエドを三ゴロに打ち取ると、ナニータは遊ゴロ。最後はフォークで藤井を二ゴロだ。緒方監督は「勝ちパターンの形がある」と、勝利の方程式が機能して勝ち取った1勝を喜んだ。
9試合目の登板で早くも5セーブ。だが守護神は「数字は気にしていない。自分の仕事をするだけ」と言い切った。個人記録よりもチームの悲願達成を目指す。そのためにマウンドに上がり続ける。





