黒田、初登板も足に打球受けて途中降板

力投する広島・黒田博樹=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「オープン戦、広島-西武」(6日、マツダ)

 広島の黒田博樹投手(41)が初登板した。先発で2回2/3を投げて6安打3失点だった。三回にメヒアの打球を、左かかと付近に受けて途中降板した。

 初回、先頭の栗山に右前打を許すと、2死三塁から中村の中前打で先制を許した。内角の143キロのツーシームで詰まらせたが、フラっと上がった打球は二塁ベース後方にポトリと落ちた。二回は3本の安打を集中されたが、右翼・野間の本塁好返球もあって、無失点で切り抜けた。

 まだ、調整段階。三回は先頭の外崎に左翼線二塁打を浴びると、1死後に中村には四球。続くメヒアの打球を、左足かかと付近に受けた。畝投手コーチやトレーナーらが、マウンドに駆け寄って状態を確認。大事を取ってここで降板となった。

 キャンプでは新球のチェンジアップに、本格習得を目指すカーブ、右打者の内角にカットボールを投げるなど、進化を狙って新たな試みに挑戦してきた。二回には無死一、二塁で木村文を、内角のカットボールで空振り三振に斬るなどした。

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