新井、金本監督のヤジられる姿が見たい

 広島の新井貴浩内野手(38)と弟の阪神・新井良太内野手(32)が1日、毎日放送「新春ぷいぷいwithタイガース」で対談した。金本知憲監督に対し「何とか監督を男にしたい」という良太に対し、兄は「フフッ」と含み笑い。「(兄は)ヤジられる金本監督を期待してるんですよ」と、心の内を代弁した。

 不調に陥ると、激烈なヤジが飛ばすこファンが多いことで知られる阪神。「負けるとヤジが…金本監督のそんな姿はみたくない。なんとか男にしたい」と良太は活躍を誓った。そんな弟の言葉に、兄は何か言いたげな様子。「監督が野次られる姿を期待している」と弟に内心を言い当てられると「いやぁ、見たくないですねぇ」と否定しながら、満面の笑みを浮かべた。

 金本監督には現役時代から「趣味は新井イジリ」と公言されてきた。引退時にも「まさかの新井に4番取られて、今度はまさかの良太にも。人生で最大の屈辱」といじられたほど。そんな数々のいじられエピソードを持つ貴浩は「遠征先のホテルで何度もピンポンダッシュされた。出ないでいたら、呼び鈴の押し方を変えてくる。だからついうっかりホテルの人かと思って…ドアを開けたら金本さん。“コーヒーで~す”って(ルームサービスのように)立ってるんです」といじりの手口を明かした。

 そんな貴浩は、オフシーズンは金本監督を見習い、護摩行を恒例としている。約2時間、炎の前に座り続けると、目はうつろになり、顔は真っ赤に腫れ上がる。だがその成果を感じ取っているだけに「何年も前から、お前も来い!と誘っているんです」と弟を見やった。

 しかし良太は「僕は行かない!」と即答。「顔が(やけどで)ヤバイじゃないですか。僕は行かない」と重ねて同行を拒否した。この言葉に貴浩は「だからお前はダメなんだ」とバッサリ。司会の山本浩之アナウンサーから「行きましょうよ!」と再度誘われた良太は「そうですね。はい…考えておきます」と言質を取らせない回答で、護摩行から必死で逃げる算段をしていた。

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