広島・堂林翔太内野手（２４）が８日、日南市内で契約更改交渉を行い、１７０万減の年俸１８３０万円でサインした。

　覚悟はできていた。スッキリした表情で減俸を受け入れた。「今年の結果なら当然。１年間通して１軍にいられず、結果も満足できない。いろんな悔しさが残った。来年は結果を求めてやる」。今季は３３試合で打率・２６１、３打点、０本塁打。１２年に全試合出場を果たして以降、成績は下降線を描いているが巻き返しを誓った。

　今秋は石井打撃コーチと新フォーム習得に励んでいる。狙うは三塁の定位置奪取。「打ってアピールしていきたい。打率を残せば長打も増えてくると思う」と誓った。課題だった守備面は成長の跡が見えた今季。持ち味の打力を磨き、再浮上を果たす。