八回大瀬良→九回中崎「方程式」は不変

 勝利の方程式を担う広島・大瀬良大地投手(24)が25日、残り33試合全てに登板する意気込みをみせた。逆転優勝に向け負けられない戦いが続く。守護神・中崎翔太投手(23)とともに一戦必勝を誓った。

 1試合の重みが増す中で、セットアッパーの大瀬良は固い決意を口にした。「全部を投げる気持ちでいる。僕が投げるということはチームがリードしているということ。多ければ多いほどいい」。キリリと表情を引き締めて言い切った。

 6月から中継ぎに配置転換された。ほぼ毎試合、登板に向け準備する救援は、先発と比べ疲労度は大きい。「次の日に疲れを残さないことが大事」。マッサージの時間を増やすなど体調管理を徹底してきた。8月は11試合に登板し8ホールド。大事な終盤戦へ向け安定感は増してきた。

 守護神の中崎は50試合に登板し19セーブ。大瀬良と同様に「投げろと言われた場所で投げる」と意気込む。2人の若鯉について畝投手コーチは「変更はない」と、リードした展開では大瀬良、中崎を投入することを明言。続けて「最後まで頑張ってほしい」と期待を寄せた。

 大瀬良はこの日、キャッチボールなどで軽めの調整を行った。「疲れがあるとか言っていられない」。勝負の時。チームのためにマウンドに上がる覚悟がある。

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