マエケン“弾”固拒否で中田を斬る!

 広島の前田健太投手(27)が、チーム4連勝へ「いい流れで来ているので続けていけるように」と、一戦必勝を強く誓った。カード初戦となる2日の日本ハム戦(マツダ)に先発する。現在、開幕から10試合、74回を投げ被本塁打0。18本塁打の中田翔内野手(26)ら、強打者は多いが「翔が打てば、打線が回っていくので気をつけたい」と、本塁打厳禁で5勝目を狙う。

 チームは14勝12敗、勝ち越して5月を終えた。オリックスを下して3連勝中。攻撃も活発化している中で、エース前田は「良い流れできているので続けていけるように」と必勝を誓った。パ首位の強力打線封じの鍵は、4番・中田を抑えられるかどうかだ。

 「カープ戦で強いとかはあまり関係ない。それだけの打者。勝負強いイメージ。翔が打つと打線が回っていくので気をつけたい」

 前田は開幕から10試合、74イニング被本塁打0(自己記録は12年の92回)。規定投球回に達している投手で本塁打を打たれていないのは大谷(日本ハム)と2人だけだ。「ホームランを打たれないために、投げているわけじゃない」と話すが、抜群の安定感が光っている。

 要因は「投げミスが少ない。しっかり制球できている証拠ですかね」と明かす。現在4勝4敗で、リーグ2位の防御率1・70。相手打線には今季すでに18本塁打の中田、8本のレアードら長距離砲が控えるだけに、記録が継続すれば必然的に、勝利の確率も上がるはずだ。

 日本ハムは08年6月18日にプロ初勝利(広島市民)を挙げた相手。交流戦は通算15勝9敗で、防御率2・37と相性も悪くない。「首位チーム相手で、打線もしっかりつなげてくる。きちんと頭に入れて臨みたい」と前田。1週間の流れを左右する6連戦最初のマウンド。エースが中田封じで、チームを4連勝へと導く。

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