新井自慢弾!黒田の宣戦布告に一発回答

 「広島春季キャンプ」(28日、沖縄)

 広島・新井貴浩内野手(38)が28日、黒田博樹投手(40)からシート打撃で左越え本塁打を放った。前日に「バットを折る」と宣戦布告された黒田に、見事な一発回答をした。

 打球の行方を誇らしげに見つめた。左翼席に着弾すると球場から拍手が起こり、ヘルメットを取ってマウンドとスタンドに一礼した。自信になるか、という問いに「自信というか…自慢になります。子供たちに打ったんだぞ、と言えます」と胸を張った。

 2007年までの広島在籍時に、黒田から紅白戦を含めて打った記憶はないという。「うれしかったです。黒田さんは迫力がありました」。野球少年のように喜んだ。

 1打席目は直前の梵と天谷が連続でバットを折られており、「いきなり2本…自分も折られると思っていた」と覚悟していたが、中飛だった。第2打席で内寄りのツーシームを捉えて本塁打。第3打席は見逃しの3球三振に打ち取られたが、表情は晴れやかだった。

 宣戦布告を受け、「使えるバットがなくなったら大変」と新しいバット3本を持参していた。謙虚な男は、黒田が「一番の収穫は新井に『いいボールが来ていましたよ』と言ってもらえたこと」と述べたことを伝え聞き、「そんなことは一言も言っていません。なんで上から目線なんですか」と全力で否定していた。

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