マエケン7回0封も10勝目は持ち越し

阪神打線を相手に力投する広島先発広島・前田健太=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「広島‐阪神」(6日、マツダ)

 広島先発の前田健は、7回5安打無失点と好投したが、0‐0の八回から横山にマウンドを譲り、今季10勝目は持ち越しとなった。

 前田健は一回に2死から連打を浴びて一、三塁のピンチを背負ったが、新井を三振に仕留めた。二回は先頭の今成、新井良に連打を浴びて無死一、二塁となったが、藤井彰を二ゴロ併殺、メッセンジャーを三振で、無失点で切り抜けた。

 三回以降は安定した投球をしていたが、味方の援護に恵まれなかった。

 この日は広島原爆の日で、前田健は前日5日に「野球ができることへの感謝の気持ちを持って(マウンドに)上がらないといけない。初心に戻るというか、自分を見つめ直す日だと思う」と話していた。

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