巨人 松井秀喜監督の会見でこぼれる笑み ウィットに富んだ語り口&ストレートな言葉 類い稀な発信力でバズらせた西舘には気遣いも 米球宴でも村上宗隆に「私と違って好青年」

 巨人の松井秀喜新監督が就任して5日。独特の語り口が報道陣の爆笑を呼んでいる。ジョークを飛ばす一方で選手や周囲への配慮も垣間見える新指揮官。明るい雰囲気が漂っている。

 前日の27日にはジャイアンツ球場を訪問。秋季キャンプの思い出を問われると「秋のキャンプですか!?忘れちゃいましたよ(笑)覚えてないよ!」と語気を強めると、囲み取材の場が笑いに包まれた。「だって日本にいた時しか秋季キャンプやってないから。アメリカで秋季キャンプなんてないから。忘れちゃいました、もう」と理由を説明。字面では至極まともな回答だが、松井新監督のユーモア交じりの語り口が報道陣の心をつかんでいる。

 さらに西舘がトレーナー室で爆睡していたことを暴露したことも引き金となり、球団公式YouTubeの動画は28日時点ですでに400万回を突破。「ええっ!大有名人じゃん!すごいね」と言いつつ「俺、悪いことしちゃったけど大丈夫?」と選手への気遣いもにじませた指揮官。「俺が言っちゃったからじゃない?」と逆質問し、そうではないことを告げられると「じゃあ安心しました(笑)」と笑った。

 自らのPR効果では?と問われると「いや僕じゃない。彼のおかげでしょ。私は関係ない。たまたま横を通り過ぎただけですから」と明かし終了。今年、米オールスターで取材に応じた際も、村上宗隆について「印象は私と違って好青年」と語りメディアを爆笑させていた。巨人の後輩にあたる岡本和真についても「対応力が高いというか、すごいですよ。これだけの成績を残しているので素晴らしい対応力。私とはまったく違う。冗談じゃないよ」と笑顔で明かしていた。

 ストレートな物言いの中で、どこかウィットに富んでいる松井新監督の言葉。そして相手を持ち上げることも忘れない。巨人の4番として活躍し、メジャーでも日本人選手で史上初めてワールドシリーズMVPに輝いたスタープレーヤー。ヤンキースタジアムで始球式を行った際には、今でもヤンキースファンから大きな拍手と歓声を受ける。

 松井監督の就任で巨人、そして日本のプロ野球がどう変化していくか。まず類いまれな発信力で新たな風を吹き込んでいる。

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