樹徳 作新学院に逆転勝ち 佐々木力143球2失点完投「気持ちで投げていた」
「秋季高校野球関東大会・1回戦、樹徳3-2作新学院」(18日、上毛新聞敷島球場)
来春の選抜大会出場の選考資料となる秋季地区大会が各地で行われ、関東大会1回戦では5季連続甲子園を目指す横浜(神奈川)が、西武台(埼玉)に12-2で六回途中コールド勝利した。来秋ドラフト候補で新チーム主将の川上慧内野手(2年)が初回に適時二塁打を放つなど1安打1打点。樹徳(群馬)は作新学院(栃木)に逆転勝ちした。近畿大会では今春選抜大会準優勝の智弁学園(奈良)、今夏選手権大会優勝の智弁和歌山(和歌山)がいずれも1回戦を突破した。
最後の1球まで気を緩めなかった。中堅手が飛球をグラブに収めると、ようやく緊張がほどける。樹徳・佐々木力人投手(2年)が143球の熱投で9回9安打2失点。強豪・作新学院相手に粘り強く腕を振り、逆転勝利に導いた。
「(最後のアウトは)捕ってくれてホッとした」。立ち上がりから苦しみ、初回に1失点。四回は内野安打などで無死満塁のピンチを招いたが丁寧に投げ込み、犠飛による1点でしのいだ。「怖い打線でいつもより体力を使った。体力的にはギリギリで気持ちで投げているところがあった」。気負う部分もあったが、群馬大会同様の「いつも通り」のメンタルで投げ抜いた。
準々決勝は甲子園常連の横浜と対戦。「力のあるチームだと思うけど、やることは変えないで守って粘ってやっていけるように」と意気込んだ。
