DeNA3連勝 日本S進出王手 片山虎斬り7回2安打0封「出来過ぎかな」27歳オールドルーキーが大仕事

 「JERA CSセ・ファイナルS・第3戦、阪神0-4DeNA」(16日、甲子園球場)

 DeNAが3連勝で日本シリーズ進出に王手をかけた。

 新人離れした左腕だ。淡々と、そして粘り強く猛虎に立ち向かった。ドラフト4位ルーキー・片山皓心投手が、初対決の阪神を7回2安打無失点で制圧。覇者を3戦連続完封勝利でねじ伏せ、下剋上Vを果たした24年以来、2年ぶりの日本シリーズへ王手をかけた。

 「何とか試合を作ろうと思って臨みましたけど、ちょっと今日は出来過ぎかなって思っています」。大仕事を終えた片山は、ぼくとつな口ぶりで自らの快投を振り返った。初回に味方の失策などで1死一、二塁のピンチを背負ったが、ツーシーム、チェンジアップ、カーブと多彩な変化球で的を絞らせず、毎回の8奪三振。新人のCS勝利は、球団では17年の浜口以来となった。

 この日は中5日でエース・東の先発も予想されたが、ルーキーに白羽の矢を立てた。相川監督は「投げさせる予定ではなかったところを、ピッチングコーチがすごく推してくれた」と説明する。これまで阪神戦の登板はなし。それでも、小杉投手コーチは「独特のテイクバックと間合い。タイミングの取りづらさは、初見では難しいなと思った」と洞察。「左打者へのツーシーム、右打者へのチェンジアップ。総合的にバッターに対しての苦手な球種などを照らし合わせた」と片山の起用を提案した。

 茨城・日立一高から桐蔭横浜大を経て、ホンダから昨年度ドラフト4位で入団。2度の左肘の手術を経て、社会人5年目でプロ入りを果たした。この日に投げ合った才木と同じ、98年生まれの27歳のオールドルーキー。夢をあきらめず大舞台に立った左腕が、下剋上達成への唯一無二のピースとなった。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス