崇徳 継続試合をタイブレークで執念星!延長十回に松村がV2点打 センバツへ国川主将「1年生やメンバーに入れなかった2年生を連れて行きたい」
「秋季高校野球広島大会・2回戦、崇徳5-3尾道」(3日、ぶんちゃんしまなみ球場)
2回戦6試合が行われた。降雨のため、継続試合となっていた崇徳-尾道は、崇徳がタイブレークの延長十回、松村皇成内野手(2年)が決勝の2点適時打を放ち、5-3で勝利した。0-1の七回には、主将の国川航希内野手(3年)が一時同点のきっかけをつくる左前打と盗塁を決めた。1年時から出場し、今春のセンバツでもグラウンドに立った松村と国川主将が、チームを準々決勝に導いた。
松村が放った打球が芝生の上で弾んだ。2-2でタイブレークに突入した延長十回2死二、三塁。勝ち越しの左前2点適時打だ。「チャンスの場面で打てて良かった」。値千金の一打に、白い歯がこぼれた。
9月26日に行われた同戦は、五回を終えて降雨中断。0-1で継続試合としてこの日、六回から再開された。26日の試合後、藤本誠監督(46)は選手に熱く語りかけた。「一度、負けたんだから開き直ろう。気持ちを前面に出して、攻めていこう」。その言葉に、ナインの心の霧が晴れた。
4番・国川主将は「何も背負うものがなくなった」と力を込めた。0-1で迎えた七回。先頭で左前打を放ち、相手の失策で二塁に進むと、ノーサインで三盗。一時同点の本塁を駆け抜けた。思いを代弁するかのように、積極的な姿勢でナインを鼓舞した。
来春のセンバツ出場を目指す戦い。国川主将は「あの場所に、1年生やメンバーに入れなかった2年生を連れて行きたい」と誓う。準々決勝は呉港が相手。積極性を貫き、頂点まで駆け上がる。
