ロッテ・寺地 雨切り裂く人生初満弾「打った瞬間は入ったかなと」 チーム7月以来の4位浮上

 「ロッテ10(降雨コールド)4楽天」(9日、ZOZOマリンスタジアム)

 激しく降りしきる雨を切り裂くように、ライナー性の打球が左中間に飛んだ。同点の七回、2死満塁の好機。ロッテ・寺地隆成捕手がフルカウントからの8球目、外角の156キロ直球を逆方向に運ぶ人生初の満塁本塁打で試合を決めた。

 「左方向へ強い打球が打てたので良かった。打った瞬間は入ったかなと」。雨音を上回る大歓声を浴びながら、右手人さし指を真上に突き上げる。誇らしげにダイヤモンドを一周した。

 21歳の成長株は打撃を生かすため今春のキャンプ中に捕手から三塁にコンバートされた。今季は不振で2度の登録抹消も経験。頭を丸めて心機一転したこともあった。主軸での起用が続く中「打率は低いんですけど、使っていただいている。恩返しできるようにやっていきたい」。期待に応える一発で、7月10日以来の4位浮上に導いた。

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