巨人・橋上監督代行 4番に石塚「十分にあり得る」高卒2年目で通算本塁打0本、未来の主軸育成へ異例の抜てき

 巨人・橋上秀樹監督代行(60)が7日、石塚裕惺内野手(20)を4番で起用する可能性を明言した。高卒2年目で通算本塁打0本と実績のない若手の大抜てきは、球団史上でも珍しいケースだが「十分にあり得ると思います」と明かした。

 チーム事情がある。主砲・ダルベックは、体調不良で5日・広島戦(マツダ)から2戦連続でベンチ入りメンバーから外れており今後も不透明だ。24年度ドラフト1位の逸材である石塚に多くの経験を積ませ、未来の主軸候補としてステップアップさせたい狙いがある。これまでにも「中軸を担ってもらうことは多くなる」と説明してきた。

 石塚は今季36試合の出場で打率・240、9打点をマーク。4日からの広島3連戦(マツダ)ではいずれも5番に座り、12打数4安打の打率・333、2打点と躍動し3連勝に貢献した。橋上監督代行は、広島戦での5番起用の際にも「4番でもいいんじゃないかって話も出てました」と明かす。「地位という打順が彼の能力を引き出している」としており、8日・中日戦(東京ド)以降の大抜てきが現実味を帯びてくる。

 チームの調子が上向いているからこそ、若手の大胆な起用が可能となる。「今シーズンの中で私が率いてから一番チーム状態がいい時期」。首位阪神と2・5ゲーム差に肉薄。若い力の台頭による相乗効果で虎の背中を捉える。

 ◆石塚 裕惺(いしづか・ゆうせい)2006年4月6日生まれ、千葉県出身。20歳。182センチ、94キロ。右投げ右打ち。花咲徳栄3年夏に甲子園出場。24年度ドラフト1位で巨人入り。25年9月14日DeNA戦で1軍戦デビューを果たした。

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