ヤクルト・石川 届かなかった200勝への思いに言及「188勝で悔いひとつない」167センチで活躍できた理由「引退したけどまだうまくなりたい」
ヤクルト・石川雅規投手(46)が2日、東京都内の球団事務所で会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。
スーツ姿で報道陣の前に姿を現した石川は、200勝への思いに言及した。「プロに入って1勝したいとスタートして、初登板で1勝できた。1勝したら2勝、ひとつひとつの積み重ねをすることで50勝、100勝と節目を迎え、長く積み重ねていって、200勝という目標が、頑張ったら届くんじゃないかとなってきた。しんどい時、200勝という大きな目標があった」と、振り返った。残り12勝届かなかったが、「188勝で終わりましたが、188という勝ちをチームみんなで築くことができたので188勝を誇りに思ってます。200勝したかった思いもありますが、188勝で悔いひとつない。自分自身でよう頑張ったなという思いがある」とうなずいた。
小さな大投手として、ヤクルトを長くけん引してきた。小柄な体格で活躍できた要因を問われ、「大きくなったことがないので、167センチ以上を体感したことがない。僕はこの体しか知らない。体の大きな選手がいて、プロ野球は無差別級。大きな選手に勝ちたいという思いが根底にあり、いろんなことにアンテナを張り、実験しながらやってきた。引退したけど、まだまだ野球がうまくなりたい、大好きという気持ちがあるので試行錯誤できたことが長くできた要因かなと思います」と胸を張った。
通算188勝。25年目の今季は開幕前に故障を抱え、大きく出遅れた。シーズン終盤の8月27日・巨人戦(神宮)で今季初登板初先発。だが、左肩痛のため1/3回を5安打6失点で無念の緊急降板。史上初の25年連続勝利は達成できず、決断を下した。
引退決断について、「25年間の現役生活を続けて、40歳をすぎて今年が最後じゃないか、今日が最後じゃないかと思ってやっていた。勝利を積み重ねることができた中で勝てなかったらやめる、気持ちで頑張れないと思っていたらやめるしかないと思っていた。先日の登板で、自分の中で投げ終わりに考えることがあって、家族に気持ちを伝えて、登板のその日に決断しました」と明かした。
