ヤクルト・石川が引退会見 初回6失点の今季初登板当日に決断「自分の中で投げ終わりに考えることがあって」「悔いはないです。楽しい25年でした」
ヤクルト・石川雅規投手(46)が2日、東京都内の球団事務所で会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。
スーツ姿で報道陣の前に姿を現した石川は「25年間、楽しいことがほとんどでした。つらいとき、うまくいかない時、背中を押してくれたのがファンの皆さまでした。ありがとうございました」と感謝。関係者、チームメートにも頭を下げ「今シーズンをもちまして現役を引退します。25年間ありがとうございました」とうなずいた。
引退決断の理由は「25年間現役生活を続けて、40歳をすぎて今年が最後じゃないか、今日が最後じゃないかと思ってやっていた。勝利を積み重ねることができた中で勝てなかったらやめる、気持ちで頑張れないと思っていたらやめるしかないと思っていた。先日の登板で、自分の中で投げ終わりに考えることがあって、家族に気持ちを伝えて、登板のその日に決断しました」と明かした。
身長167センチと小柄ながら、巧みな投球術と不屈の闘志で通算188勝。25年目の今季は開幕前に故障を抱え、大きく出遅れた。反省を生かして「変なケガをしないように」と、リハビリや調整に臨んだ。ファーム公式戦は10試合で0勝2敗、防御率7・83だった。
シーズン終盤の8月27日・巨人戦(神宮)で今季初登板初先発。だが、左肩痛のため1/3回を5安打6失点で無念の緊急降板。史上初の25年連続勝利は達成できず、決断を下した。会見の終盤には「悔いはないです。めちゃくちゃ楽しい25年でした」と、笑顔でうなずいた。
