日本ハム・今川 5試合ぶりスタメンで逆転V弾 昨年誕生娘の前で「やっとこうしてパパのいいところを見せられた」
「日本ハム9-7ロッテ」(29日、エスコンフィールド)
絶対に諦めない男が、3連勝をもたらした。打席に立てば、ひときわ大きな歓声が起こる。5試合ぶりスタメンの日本ハム・今川が逆転決勝弾。お立ち台では「出来過ぎて、怖いぐらいにサイコーです!」と絶叫した。
3点差を逆転した直後に6-7と再度逆転されて迎えた五回だ。1死二、三塁から小野の真ん中低めのスライダーを完璧に捉えて左越えに運ぶ3号3ラン。会心の一発に、ドヤ顔で一塁側のスタンドを指さした。
この日は、夫人と昨年誕生した長女が観戦していた。今季は14日に1軍初昇格。鎌ケ谷の2軍暮らしが続き、北海道在住の妻子とは会えない時間も長かっただけに「やっとこうしてパパのいいところを見せられた」と、目の前で雄姿を披露した喜びをかみしめた。
昇格後は9試合で打率・381、代打弾2発を含む3本塁打、8打点。それでも「スタメンの時に爪痕を残さないと、鎌ケ谷に戻ることも頭の片隅にはあった」と危機感しかない。4カードぶりの勝ち越しを決め、上位2チームに何とか食らいつく終盤戦。「執念」が代名詞の今川の存在は欠かせない。
