巨人・橋上監督代行「選択ミス」四回高寺を申告敬遠 久々1軍先発の田中将は雨の中4回2/3を3失点
「阪神4-1巨人」(29日、甲子園球場)
明暗を分けた一手に、巨人・橋上監督代行は唇をかんだ。「結果を考えれば選択ミスだったと言わざるを得ない」。一切の言い訳はない。ベンチで選んだ勝負の場面が、結果的には裏目に出て勝敗に直結。今季118試合目で自力優勝の可能性が消滅し、阪神に優勝マジック「23」の点灯を許した。
先発・田中将が初回からエンジン全開で迎えた四回だ。三回から降り始めた雨が強くなる中、2死二塁でベンチは高寺の申告敬遠を選択。次打者・坂本との勝負を選んだが、高めのツーシームを左中間に痛打された。先制点を許し、なおも一、三塁で元山に適時内野安打を浴びて2失点。重い先制点を奪われた。
坂本は試合前の時点で対右投手の打率が・155ではあるが、8月の月間打率・269、7本塁打と絶好調でもある。橋上監督代行は「打撃の内容だとか、そういったものを加味しての選択だった」とし、「右、左。あとは現在の状態、元々のバッターの質とか総合的な判断」と説明。結果を受け止め、田中将は「(ポイントは)申告敬遠の後、坂本選手のところ。そこをしっかりと抑えられれば、何てことはなかったと思う」と責任を背負い込んだ。
直接対決でまたも勝てず、阪神戦はこれで6連敗となった。「苦しむ理由はやはりいくつもあると思います」とは橋上監督代行。苦境を乗り越えていく打開策は必ずある。一つずつ課題と向き合い、首位を追走する戦いはまだ終わっていない。
