巨人 キャベッジはこのまま終わってしまうのか「結果が出ないのは配球への考え方だけではない」内田順三氏が復活の可能性に言及

 巨人・キャベッジ外野手が22日に再び2軍降格となった。6月以降の打率・170で、得点圏打率も低迷。3日に登録抹消された際、橋上監督代行は「いいかげん日本の投手の配球を勉強しないと、なかなか数字を上げるのは難しい」と指摘。再昇格後も結果を残せなかった。2年目の助っ人が復活する可能性はあるのか。打撃の名伯楽、内田順三氏(デイリースポーツウェブ評論家)に課題と対策を聞いた。

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 外国人選手の多くは、日本人のような配球に対する考え方は持っていない。日本人投手のようにスリーボールから変化球でストライクを取ってくるとか、誘い球で起こされた後にどんな球がくるとか、カウント別にくる確率の高い球種とか、日本ほど細かく考える選手は多くないよね。キャベッジも当然、コーチやアナリストから指摘を受けているだろうから、以前より考えているとは思うんだけどね。

 過去に日本で活躍した選手で、パッと思いつくだけでもラミレス、ローズ、マニエル、バースといった外国人選手はガンガン振るだけでなく、スイングと頭の柔軟性があった。今で言えばレイエスのコンタクト率も高いが、DeNAに途中加入したエンカーナシオンもスリーストライク目にノーステップにして変化を見せる。日本で結果を残せている要因のひとつだろう。

 キャベッジに関して言えば、結果が出ないのは配球への考え方だけでないように思う。バットの特性を意識することなく、丸太の棒をただ強く振り切っているように見える。これは同僚のダルベックにも同じことが言えるが、「イチ、ニーノ、サン」という間がないよね。足を上げて、ついたと同時に目いっぱいスイングする。頭の柔軟性も大事だが、スイングの柔軟性も大事だよ。

 過去の映像を見ても、3Aで打っていた時のスタイルに戻した方がいいね。当時は大谷のように、ノーステップで打っていた。軸もずれないし、彼はそれでパワーが減ることもない。縦の変化球に対してのコンタクト率も上がるだろう。

 低めの変化に対して課題があると思うが、大事なのはタイミングで、間合いが作れる状態にすること。力まないようにするにはスローボールを打ったり、ワンバウンドさせて上がってくるボールでタイミングを取る練習もある。アメリカではしないかもしれないけどね。

 キャベッジは走者として一塁にいれば、ヒット一本でサードまでいけるスピードがあるし、守備力もある。年齢敵にも29歳と若く、変わり身はいくらでもある。相手からすればダルベック、キャベッジの2人はいつ爆発するか分からない存在だ。残り1カ月、ポストシーズンも含めてまわりがいい方向に導いてあげてほしいね。

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