健大高崎が涙の準V 八回主将の一撃で逆転成功も…暴投で決勝点を献上 初の深紅の大旗には届かず
「全国高校野球選手権・決勝、智弁和歌山4-3健大高崎」(22日、甲子園球場)
健大高崎が逆転負けで夏の甲子園初優勝を逃した。群馬県勢としては2013年の前橋育英以来、13年ぶりのVはならなかった。
甲子園が騒然となったのは八回だった。先頭の狩野が安打で出塁すると1死後、主将の石田雄星外野手(3年)がきれいに内角のカーブを振り抜いた。打球は高々と舞い上がって右翼ポール際へ着弾。今大会8号で、健大高崎にとっては初アーチとなった。
甲子園のスタンドは完成とどよめきに包まれた。次打者が打席に入ってもどよめきが収まらず。それだけ衝撃の逆転アーチとなった。
だが直後、先頭への死球からピンチを広げスクイズで追いつかれた。なおも1死一、三塁から暴投で決勝点を献上してしまった。
試合は二回、エースの石垣聡志投手(2年)がつかまった。1死から二塁打を許すと、計3本の長打を浴びて2点を失った。
それでも五回に狩野の適時二塁打で1点差に迫ると、八回に逆転。だが直後の落とし穴で初の深紅の大旗を手にすることはできなかった。試合後、アルプスへの整列を終えた選手達は泣き崩れた。それほど死力を尽くしたゲームだったがあと一歩、及ばなかった。
