仙台育英・須江監督「総じて力負け」「すがすがしい」新チームで投手陣立て直しへ「野球は医学と科学の時代」「マネジメントが必要」
「全国高校野球選手権・準々決勝、智弁和歌山11-3仙台育英」(18日、甲子園球場)
仙台育英が夏の甲子園では7年ぶりとなる2桁失点を喫して敗退。須江航監督は「総じて力負けです。シンプルに力負け。こんなにすがすがしいというか、次にやってやるぞという完敗は気持ちいいくらいですね」と語った。
初回でいきなり主導権を与えてしまった。先頭に三塁打を浴びると、次打者を空振り三振に仕留めたが痛恨のバッテリーエラー。振り逃げとなって先制点を献上してしまった。これで浮き足立ってしまったのか打者一巡の猛攻を浴びて一挙5失点。以降は継投で流れを変えようとするも、勢いづいた相手を止めることができなかった。最終的に毎回の18安打を浴びた。
「相手のパワー、球際の粘り、完全にノックアウト負けですから。判定負けでもない」と評した須江監督。「次、この基準で。甲子園はベスト8からと常々言ってるんですが、そこを勝ち抜ける力がなかった」と語った。投手陣については故障防止を目的としてきた中で「野球は医学と科学の時代。これだけ出力が上がっている時代。1球で肩肘が行っちゃう。ピッチャーの管理をしている中で、ここに全力を持って行けるようなマネジメントが必要」と言う。
チーム内では球速ではなく、評価基準を制球力に置く中で「選手たちは真摯に練習に向き合っているのは事実。だから球速も上がってきていると思うんですけど、僕らがもう少し繊細に。トレーニングとか把握した上で、故障させないようにレベルアップを目指せるように」と語っていた。
仙台育英が夏の甲子園で2桁失点を喫したのは、2019年の第101回大会準々決勝の星稜戦で17失点を喫して以来。3年ぶりとなる夏の頂点を目指したが、智弁和歌山伝統の強打に屈してしまった。
