同一試合で初回先頭弾とサヨナラ本塁打を放った初の選手は?【プロ野球記録企画】

高木監督にあいさつするアロンゾ・パウエル=1992年
 中日・アロンゾ・パウエル=1994
2枚

 デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は「同一試合で初回先頭弾とサヨナラ本塁打を放った初の選手」を取り上げる。

  ◇  ◇

 1992年の開幕後に中日入りしたアロンゾ・パウエルは、1年目から打率・308と結果を残し、2年目の93年シーズンを迎えた。

 この年は左膝の故障で戦列離脱も、打率は3割以上をキープ。そしてシーズン終盤の10月13日、本拠地ナゴヤ球場でのヤクルト戦だった。

 1番打者として起用されたパウエルは初回、伊東昭光から先頭打者本塁打を放つ。そして九回には、山田勉からサヨナラ本塁打を放った。

 パウエルに始まり、パウエルに終わる。日頃は冷静でチーム思いの紳士だが、さすがに喜びを隠せなかった。優勝を目前にしたヤクルトに、一矢報いた。

 この年オフには、相棒だった主砲の落合博満がFAで巨人へと去る。翌94年から4番を任されたパウエルは、ファンの期待に見事に応えた。なんと3年連続首位打者に輝く。ところが同じ年から、パ・リーグではオリックスのイチローが首位打者を連続で獲得。社会現象にまでなった天才ヒットマンの陰に隠れ、さほど騒がれなかったのが惜しまれる。中日での765安打は、ビシエド1012安打に次ぎ外国人2位。球団史に残る優良助っ人だった。(デイリースポーツ・高野勲)

 答え パウエル(中日)

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス