ノーヒットノーラン初の達成投手は?【プロ野球記録企画】

 デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は「ノーヒットノーラン初の達成投手」を取り上げる。

  ◇  ◇

 プロ野球が初の公式戦を行った、1936年。「第2回日本野球選手権 大阪大会」は、甲子園を舞台に第1次リーグ戦を総当たりで行った。巨人は9月25日のタイガース(現阪神)戦に、エースの沢村栄治を立ててきた。

 沢村は初回から、安定感抜群の投球を続ける。一方の巨人も、タイガース先発の若林忠志の前に沈黙を続けた。九回にようやく四球と敵失でチャンスを作り、代打の山本栄一郎が中前にポトリと落とし、ようやく1点を挙げた。

 その裏の沢村は1死後、松木謙治郎に四球を与えたが、後続を打ち取りプロ野球初のノーヒットノーランを成し遂げた。

 なおこの試合は、巨人と阪神の通算2試合目。甲子園では初の対戦でもあった。これに先立ち同年7月15日に行われた第1戦では、阪神が8-7でものにしている。

 野球で一番面白いと言われる「ルーズベルトゲーム」に始まり、甲子園での初対決ではノーヒットノーラン。昭和、平成を経て令和の現在まで続くライバル関係は、緒戦の名勝負に始まっていたのだった。(デイリースポーツ・高野勲)

 答え 沢村栄治

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス