ロッテ・益田が250S達成「喜んでもいい数字なのかな」「マイナス思考からスタートして1つのセーブを積み重ねてきた」「ファンのみなさんには感謝」「家族がずっと支えてくれた」

 「ロッテ5-3西武」(4日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの益田直也投手(36)が史上5人目の通算250セーブを挙げた。2点リードの九回に登板。三者凡退に抑えて快挙を達成し、目に涙を浮かべた。

 益田の名前がコールされると、ただでさえ大音量の声援のボルテージはまた1つ上がる。「あの声援で1つ自分の中でもギアが上がる。いつも後押ししてもらってたのでファンの皆さんには感謝したいです。一番は家族が、近くでずっと支えてくれてた。失敗してる時も見放さないでいてくれるのは家族。感謝したいなと思ってます」。益田は2つの“感謝”を口にした。

 試合前にサブロー監督から起用を伝えられていた。「『9回、あの、そういうシーンだったら行く』って言われてたんで、その辺が一番ソワソワしました」と振り返る。今季は横山がクローザーを務める中での登板。「ここで失敗したらまたもう一回、迷惑かかると思ったんで、なんとか、成功できるようにと思って投げました」と心境を明かした。

 残り7Sで迎えた昨季は不本意な結果に終わった。2軍再調整を繰り返し、8月以降は負傷でシーズンを終えた。プロ入り最少の22試合登板、わずか5S。確実視されていた偉業達成は2つ残してお預けとなっていた。

 昨季から直球の威力を取り戻すことに着手。秋季キャンプに参加し休まず身体を動かしてきた。投球フォームのグラブの使い方も微調整。この日の8球中、6球投じた直球は150キロを超えた。「年齢は関係ないっていう体の使い方っていうを再確認できた直球だったかなと思います」。スピードと自信を取り戻してこの日を迎えた。

 積み上げた250という数字。「どのクローザーを見てもすごいピッチャーばかり。僕は背が大きいわけでもないですし、球が速いわけでもないですし、いい変化球があるわけでもない。だから色々考えながら、マイナス思考からスタートして、こうなった時にどうしようっていうのを繰り返してきた結果、1つのセーブを積み重ねてきた」と長い道のりを振り返った。

 益田が投げるこの日、全員で、そのセーブシチュエーションの生じる九回に繋いだ。「今日で言うと小川がホームラン打つなんて最近なかったですし、小島のピッチングもありましたし、繋いだ中継ぎの子たちもいましたし。そういうのを背負っていかないといけないポジションがクローザー。それを250回できたっていうのは、喜んでもいい数字なのかなと思ってます」。仲間への思いを背負って、益田はまだまだ投げ続ける。

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