中日・細川2発 ホームランダービーV勢いそのまま!2試合3発でMVP
「マイナビオールスターゲーム2026・第2戦、全セ8-7全パ」(29日、富山市民球場アルペンスタジアム)
富山の夜空に、美しい2本の放物線が描かれた。三回2死、中日・細川成也外野手が前夜に続く2戦連発の豪快アーチ。さらには1点を追う六回1死一塁、バックスクリーンに逆転2ランをたたき込んだ。富山を熱狂の渦に包んだ竜の大砲が、初のMVPをかっさらった。
1本目は佐藤輝が左翼席へソロを放ったその直後だった。高橋光が投じた外角高めの149キロ直球を迷わずフルスイング。自慢の怪力で、左中間スタンド最深部に運んだ。「完璧だった。テルに続けて良かったです」
椋木の150キロを運んだ2本目は「自分でもどうやって打ったか覚えていない」と我を忘れるほどの一撃だった。3度目の球宴で2試合3発の離れ業。試合前のホームランダービーでは佐藤輝を撃破し初制覇。セ界に誇るアーチストとして、強烈なインパクトを残した。
22年オフの現役ドラフトでDeNAから移籍しブレーク。夢の勲章に「ずっとテレビで見ていた側だったので。この舞台で野球ができてとても幸せです」と言葉を紡いだ。「チームも僕もここから巻き返せるように頑張ります」。後半戦へ、これ以上ない弾みとする。
