八幡商9年ぶり公立校が頂点 15年ぶり夏の甲子園へ小川監督「“八商”らしいハツラツとしたプレーを見せていきたい」

 「高校野球滋賀大会・決勝、八幡商6-2彦根総合」(25日、マイネットスタジアム皇子山)

 滋賀大会の決勝で八幡商が2011年以来15年ぶり8度目となる夏の甲子園出場を決めた。今年で創立140周年。伝統校の誇りを胸に、頂点をつかみ取った。

 四回に辻出愛輝外野手(3年)が先制2ラン。五回に追い付かれたが、直後に辻出の犠飛などで3点を勝ち越した。3打点の辻出は「学校でも『140周年で甲子園に行ってほしい』と言われていた。行けるのはうれしい」と笑顔を見せた。

 小川健太監督(44)は亡き恩師に思いをはせた。八幡商での現役時代に指導を受けた林勝元監督が昨年9月に他界。「なんとか今年、甲子園に戻りたいと思っていた。『我慢したら、いつかチャンスが来る』と林先生から伝え聞いていた。こういう結果になって良かった」と涙ぐんだ。

 2017年の彦根東以来9年ぶりに公立校が夏の頂点に立った。前回、甲子園に出場した2011年は2回戦で帝京に劇的な逆転勝利を収めた。「それに負けないような“八商”らしいハツラツとしたプレーを見せていきたい」と指揮官。節目の年に、再び聖地から勇姿を届ける。

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