滋賀大会 古豪・八幡商が15年ぶり8度目の夏の甲子園 創立140周年の節目に聖地へ 小川監督「15年長かったですけど」強豪私学の壁を乗り越え復活
「高校野球滋賀大会・決勝、八幡商6-2彦根総合」(25日、マイネットスタジアム皇子山)
創立140周年の八幡商が2011年以来、15年ぶり8度目となる夏の甲子園出場を決めた。
八幡商は四回に辻出が右翼へ先制2ランを放って試合の主導権を引き寄せた。直後に先頭への四球から2失点で追いつかれたが、その裏にしぶとい攻めで一挙3点を勝ち越した。
六回には連打から好機を広げ敵失でリードを4点に広げた八幡商。投げては先発の2年生・久保田が3回無失点。四回からエースの田上がリリーフし、リードを守り切った。バックも堅守で支えた。
八幡商は平成の時代に甲子園出場を重ねる強豪に。だが令和の時代に入ると、強豪私学の台頭で甲子園からは離れていた。
九回、1死一二塁のピンチを招いたが、後続を打ち取ってゲームセット。直後にマウンドには歓喜の輪ができた。スタンドからは大歓声が響き、整列後には笑顔で彦根総合の選手達と抱き合った。
優勝インタビューでは小川監督が「15年、長かったんですけどいつかチャンスはくると思ってやってきた。選手達が頑張って本当によくやってくれました」と力を込め、辻出の本塁打には「自分らしいバッティングをしてくれた」。15年ぶりに伝統の白地のユニホームが15年ぶりに甲子園に帰還することに「節目の年には必ずチャンスがくる。たくさんのOBの方が支えてくれましたし、選手達がよくやってくれました。優勝した実感はないですが、最終回も先を見ず一つ一つ丁寧にプレーしてくれた」と語った。
