専大松戸 センバツ4強唯一残った “V候補対決”市船橋に逆転勝利で4強 エース門倉「自分たちの野球すれば勝てる」
「高校野球千葉大会・準々決勝、専大松戸5-1市船橋」(22日、千葉県総合スポーツセンター野球場)
千葉大会は準々決勝4試合が行われ、専大松戸が昨夏王者の市船橋に逆転勝利で4強入りした。これで県内公式戦18連勝とし、秋春夏の3連覇まであと2勝。今夏の地方大会では今春センバツ4強の大阪桐蔭、智弁学園、中京大中京が続々と敗退する波乱の中、唯一の準決勝進出を決めた。大阪大会は5回戦8試合が行われ、関大北陽や履正社などが8強入り。和歌山大会では準々決勝で智弁和歌山が市和歌山を下し、京都大会では龍谷大平安がベスト8で姿を消した。
“真”の強豪校の底力を見せた。主導権を譲らないリードで貢献した専大松戸のプロ注目・吉岡伸太朗捕手(3年)は「1点を取られても粘り強い野球を忘れずに、自分たちの野球ができた」と力強く話した。
初回こそ先頭の右中間二塁打から1失点を喫したが、以降は幾度のピンチを招きながらもホームベースは踏ませなかった。三回に同点に追いつくと、着実に得点を積み重ねて逆転勝利。“V候補対決”を制した。
今春センバツ4強勢で今夏、地方大会唯一の“生き残り”となった。センバツ王者の大阪桐蔭をはじめ、智弁学園、中京大中京は5回戦までに敗退。他にも山梨学院や八戸学院光星など強豪校が各地で姿を消す波乱が起こっている。
持丸修一監督(78)は「嫌な展開」と話しながらも表情を緩めた。「春、甲子園に出ても(夏の大会は)別もの。(専大松戸は)地元から人間が集まって頑張ってくれている。その選手たちがしっかりやってくれれば勝てる」と部員への信頼を口にした。
この日、2番手で5回2/3を無失点に抑えたエースの門倉昂大投手(3年)もチームへの自信を語った。「(強豪校の敗退は)驚きはするけど、自分たちは自分たちの野球をすれば勝てる」。混とんとする地方大会でも名門校の貫禄を示す。
