智弁学園 五回コールド発進 杉本2回無安打0封粘投「3年全員の思いを背負って」センバツ準Vの雪辱燃える
「高校野球奈良大会・2回戦、智弁学園15-1香芝」(16日、さとやくスタジアム)
今春の選抜大会で準優勝の智弁学園が、初陣を五回コールドで大勝発進した。プロ注目左腕、杉本真滉投手(3年)が先発し2回無安打無失点。立ち上がりは制球に苦しみ、初回に四球などで1死一、二塁のピンチを招くも、続く打者を三振と左飛に仕留めた。
変化球も駆使しながら、4奪三振。「(選抜後は)1カ月ほど試合で投げずにもう一度(投球を)見直す期間にしていた」と説明した。勝負の夏に向け、メンバー外の選手のことも触れつつ「3年全員の思いを背負ってこの夏は勝ち続けたい。甲子園で優勝してプロの道へ進みたい」と言い切った。
選抜では決勝で大阪桐蔭に敗れ、全国制覇へあと一歩届かなかった。夏に目指すのは頂点だけ。チームは初回から打者一巡の猛攻で10得点。二回にも4点、三回に1点を重ねた。小坂将商監督(48)は「杉本はあまり調子が良くなかった」と指摘しつつ「初回から野手陣がしっかり点を取ったのが良かった」。角谷哲人捕手(3年)は「ムダな失策をなくして、万全な状態に仕上げたい」と話した。全国制覇へ、智弁学園の負けられない夏が幕を開けた。
