四谷学院 霞ヶ浦に1年生15人が大健闘 本村監督は感謝「1年生相手に出してくれて」

 「高校野球茨城大会・2回戦、霞ケ浦9-1四谷学院」(10日、JCOMスタジアム土浦)

 今年4月に茨城県高野連に加盟が認められ1年生15人で戦う四谷学院が、2024年夏季大会王者の霞ケ浦に7回コールド負けを喫した。

 初回にエース・松本颯志(1年)が四球と安打で一つもアウトを奪えずに交代。2番手・小野朔太朗が粘り強く投げたが2死一、三塁から3連打で一挙6失点とした。打線は四回に霞ケ浦の失策と適時打で1点を挙げた。

 元日本ハムディレクターで大谷翔平(ドジャース)らの育成にも携わった本村幸雄監督は「(投手の)145キロを見てね、あれを打たなきゃ甲子園に行けないって思ったので。ああいう投手を1年生相手に出してくれて本当に感謝しています」と相手校に感謝を述べた。

 その上で、「1年生15人でしっかりゲームができるようになったことは褒めてあげなきゃいけない。今日も100点です」と、創部わずか3カ月でつくば秀英相手に7-0で公式戦初勝利を挙げ、2回戦でも強豪校から1点を奪った部員をねぎらった。

 四谷学院は「55段階個別指導」を行う大学受験予備校で、野球部は全員が進学コースに所属する。9時から14時まで授業を受け、その後3時間ほど野球部全体で練習。練習後はトレーニングを行い、自主練習や勉強など個別の時間に充てられる。

 本村監督だけでなく、ヤクルト・青柳や阪神・村上らの自主トレメニューを組む内田幸一トレーナーもチームをサポートしている。練習メニューを主に考えており、谷内璃空主将(1年)は「基礎からしっかり教えてくれている。打力がついたり球速が速くなったり、技術面が成長している」と手応えを口にした。

 指揮官も「本当にこの3カ月で体も大きくなっているので、一歩ずつですね」と秋に向けてさらなる進化を期待した。

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